「持続可能」-SUSTAINABLE-な家づくり
気候危機時代と呼ばれる現代、三和住建はこれまで戸建住宅で取り組んできた気候変動対策・防災型住宅の設計手法や建築技術、普及方法等を集合住宅や大型非住宅等に活用し、逆にそうした建物の建築で培った遮音性能や木造耐火の技術等を戸建住宅にも活用するサイクルを作っています。そうして建てた住宅をリフォーム・リノベーションにより改修・再生することで長く住み続けられる家=人・環境にやさしい家づくりをめざしています。
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CASBEEの利用
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)を利用して
ライフサイクルCO2を見える化。- 建設時
- 長く使い続けるための計算検討修繕・更新・解体時のCO2削減
- CO2削減
- QH2長く使い続ける
- 長寿命に対する基本性能/維持管理
- 維持管理
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高炉セメント
CO2排出量の少ない木造建築物であることに加え、高炉セメントを使用することでさらにCO2の削減をはかる。グラフからも分かるように、ポルトランドセメントと比較すると…
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オフセットサイディングの採用
国産木材チップを使用したサイディングの採用。森の高齢化が問題になっている今、高齢木材を伐採し若い木を育てる。若い木がCO2を盛んに吸収することで、地球温暖化の防止につながります。
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認証材の採用
森林認証材を活用することにより健全な森林を将来へ残す。森林認証そのものが森林破壊や地球温暖化などの自然荒廃に歯止めをかけるための取り組みである。この認証木材を使った家を建てることは消費者として環境保全の一役を担うことになります。
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電気自動車充電コンセント標準設置
電気自動車によるCO2削減を狙い、電気自動車充電用コンセントを標準で設置。
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緑化の推進
シンボルツリー、芝などの計画・実施コンクリート部分を減らし植栽や芝生にすることで照り返しの軽減を図ります。
地域特有の風を知り、
常に快適な空間を。
~通風(自然風)の利用~
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卓越風向
地域特有の風と周辺環境からわかる流れを意識して設計をしています。
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ウィンドキャッチ
タテすべり窓や突出し窓を上手に配置し、建物の側面を抜ける風を居室へ取り込み、そして逃がすことで建物内の風の流れをつくり、常に快適な空間とする。
また、吹抜・高窓などを設けて重力換気も取り入れています。 -
窓の配置
室内の中での風の入口・出口を考え窓の配置を考えています。また欄間などを作ることで風の流れをコントロールしています。
太陽高度をうまく使って、
太陽と仲良く生活
~日射熱・蓄熱の利用~
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太陽高度・建物の向きに配慮した設計
日射をコントロールするため建物の向きを工夫。季節によって変わる太陽高度を意識し、庇の配置や窓の取り付け高さ、天窓を利用した昼光取り込みを設計に取り入れています。
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開口部への工夫(第一種低層住居専用地域や準防火地域)
防火エリアではトリプルガラスや樹脂サッシの使用が限られてしまう中、南面には断熱型の高性能ガラスを使用し東西面には遮熱高断熱タイプのガラスを使用することにより、冬場の太陽取り込みや夏場の日射遮蔽に配慮しています。東西面には遮熱高断熱タイプのガラスを使用(夏場の日射遮蔽)に配慮した設計をしている。
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パッシブソーラー
南面に大きな開口を取り(冬場の太陽熱取り込み)、日射熱を備蓄し、夕方に備える。東西面には縦すべり窓等の開口面積の小さいものを採用し、熱を逃がさない工夫をしている。
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~日射遮蔽~
屋根や外壁から室内に入る熱量を少なくするため断熱性能を高めた(スーパーウォールの使用)設計をしています。
窓からの日射侵入をコントロール、南面の窓にはシャッターをつけています。緑化による日よけについても積極的に提案。分譲住宅では計画的に植栽を入れています。
夏涼しく、冬暖かい。
家族団らんのひとときに適した
室内環境づくり
~健康・快適性向上のための手法~
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外皮性能・気密性能向上・評価
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気密性能・断熱性能を上げることで温度のバリアフリーを
図りヒートショック・ゼロを目指す。就寝時の布団内温度は約30℃になります。それに対して、冬場の起床時の寝室内温度は20℃近く低く、さらに廊下やトイレはもっと室温が低く、体がビックリしてダメージを受けます。これがヒートショックと言われる現象です。
暖かい家に引っ越して症状が改善
実際にお客様から「風を引かなくなった」とのお言葉をいただきました。
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評価・認定
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)
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性能報告書を発行。
また住まい方アドバイスも実施しています。・断熱材の無結露保証
瑕疵保証では保証されない断熱内部の
結露による劣化を35年保証。